SlackやLINEワークスなどは大きなプロジェクトに大人数で取り組んでいる場合は効果的だと思います。
ただ個人事業主様や小規模な企業様で、自分と複数の相手（かつ複数の相手同士は繋がりがない）でビジネスする場合は不向きです。個人個人でスレッドが立ってしまうので、全体像が見れないからです。
メールの利点は、要件が「メール受信ボックス」という一つの場所に勝手に集約されてくれることです。相手が誰であろうとそこへ集まってくるので「全体像の把握」としては最強です。他のツールは相手ごとにスレッドが立つので、タイミングが悪ければスレッドごとどんどん下がってしまい忘れてしまいかねません。
一つのプロジェクトに集中したい場合はいいかもしれませんが、一般的な小規模な企業さまには不向きといえます。
*メール活用術の基本１
複数のメールアドレスを使い分けるのはやめましょう。なんとなく整理された気分になるかもしれませんが、非常に効率が悪いです。一つのメールアドレスで、一つの受信ボックスにすべてアクセスを集中させましょう。
*メール活用術の基本２
受信ボックスを「やることリスト」に。
対応した案件や不要な案件はすぐに受信ボックスから削除してください。「対応済みフォルダ」を一つ作ってそこにまとめて放り込めばOKです。だいたいどのメールソフトでも検索機能があります。あとから必要な場合は検索機能ですぐに探せるので、〇〇さん用フォルダ、■■さん用フォルダというものは必要ありません。
そうすることでメール受信ボックスは常にゼロ、または対応しないとダメな案件だけが残る状態となります。何をしないといけないんだっけ？というときは「メール受信ボックス」だけをみればすべてが把握できる状態です。非常に効率が良いです。
一人でいくつもの案件に対応しないといけない場合、この使い方が最強です。ぜひ活用してみてください！
