当社のことというよりは、一般的なホームページ制作費用についてですが、たとえば5万円で出来るホームページと30万円のホームページは何が違うの?という質問を受けることがあります。
簡単にいいますと、ホームページはいきなり文字を書いたり、画像を張り付けていくのでなく、どこに文字を書いてどこに画像を貼るのか、建築でいうところの「設計図」を書くことから始まります。
たとえばパソコン画面は横長なので、端から端までびっしり文字が入りますと、長すぎて読みづらくなります。だから、
- サイドバースペースを400px作って、本文入力欄を短くしよう!
- 両端も200px空白を作ろう!
- ロゴの位置は上から50px、左から200px離そう!
- トップ画像は大きめに1920pxにしよう。
- 見出し文字のフォントサイズは20pxにしよう!
- 画像サイズはh400px w400pxでいこう!
- フッタースペースはh350px作ろう!
などなどを考慮しながら、まずこういった設計図(枠組)作りから始まります。
パソコンやスマホの画面に、透明な線でスペース割りをするイメージです。その設計図に対し、文字や画像など、それぞれの要素を落とし込んでいきます。
しかし一般的なウェブサイトはだいたい同じような枠組みなので、どこの制作会社さんもオーソドックスな「ひな形(テンプレート)」を持っています。
それぞれの制作会社さんが持っているひな形を「そのまま」利用できるのであれば、一般的には格安で制作可能です。
しかし、サイド枠はもう少し広くしたいな、ロゴの位置はもう少しセンターよりがいいな、フォントのサイズ感を少し変えたいな、トップ画像のサイズをもう少し大きくしたいな、などなど枠組みに対して微調整したいのであれば、結局一から設計図を書き直さなくてはいけません。(些細なことだったとしても)
そういったことを「細かいことと感じるか、重要なことと感じるか」については、個人差があります。
しかし一つ言えることは、お客様が「簡単な作業」と思うかもしれない事案でも、制作サイドからしますと「大変」だったります。
なので、テンプレートをまったくそのまま使えるか、そうでないかは「金額決定」においては重要な要素となります。
みなさん考え方が違いますので、どちらが良い悪いではなく、お客様の主観によるところが金額に大きく影響すると言えるでしょう。当社はテンプレートをそのまま利用する制作をお勧めしています。
テンプレートはもちろん「使いまわし」です。しかしそれは画像を変えるだけでまったく別のものになりますし、一般的にはこういう配置がベスト!という設定になっています。
「安くて良いホームページ」が欲しい場合は、そういった配置のことよりも、ホームページを見てもらうための「動線」のほうを気にされたほうが賢明と言えるかもしれません(予算がある場合はもちろん別のお話となりますが)
神戸市を中心に大阪・尼崎・西宮・芦屋・明石・加古川は「無料のウェブ制作相談」を実施しております。お気軽にご相談ください!
ナイトレジャーや不動産関係のホームページ制作は行っていませんが、様々な個人事業主様や小規模な店舗様向けのホームページ制作を承っております!