はじめてのホームぺージ作成。集客に成功しやすいホームぺージとは?

はじめてのホームぺージ作成。集客に成功しやすいホームぺージのコツをご紹介します。ポイントは2つありましてターゲティングと会社概要ページの書き方です。個人事業主様/小規模事業者様向けのお話です。

1.ターゲティングについて

ターゲティング=誰を対象としたサービスなのか。

「全員」を対象にしてしまいますと「響かない」ホームページになってしまいます。

整体院さんであれば「辛い症状でお困りの方」全員をターゲットにしてしまう。

行政書士さんであれば「仕事依頼をくれる人」全員をターゲットにしてしまう。

リフォーム屋さんであれば「リフォームしたい人」全員をターゲットにしてしまう。

ホームぺージ制作会社であれば「ホームページを作りたい人」全員をターゲットにしてしまう。

こういった風に「全員」をターゲットにしますと集客に繋がりにくいです。

選挙演説は響かない

選挙演説をしている政治家さんの話は耳に入ってこないですよね(笑) 理由がありまして全員に向けて喋ってしまうからなんです。全員に向けて語りますと、人間は「私には関係ない話」と受けとるそうです。

答辞(とうじ)は響く

卒業生へ送る言葉は響きますよね。涙ぐむほど響きます。卒業生にだけに話しているからです。わたしにだけ話をしてくれているんだという当事者感。

あ な た に 話 を し て い ま す !

ということを明確にし、選挙演説のようなホームぺージにならないようにしましょう。

貴店のホームページ、誰に向けて語っていますか?

ちなみにですが、当社のターゲティングは明確でして、個人事業主様・または法人様でも「代表者様から直接お話を伺える規模」の会社様のホームぺージ制作専門です。

代表者様の想いを直接に聞けないのなら(担当者さんがつくような規模の会社様)、良いホームぺージにしてあげる自信がないからなんです。

担当者さんというのは、ほとんどの場合「見た目が良くて予算内で収まればいい」という感じです。正直なところ「芯」の部分が感じられず苦手です。

当社はこのことをホームページ上で明確に打ち出しているため、有難いことに、非常に多くの個人事業主様や代表者様から直接お問合せをいただいております。

もし当社が「ホームページを作りたい人」全員をターゲットとしていたらこうはならないです。

よく、ホームページは読んで貰えないといった話を聞きますが、そんなことはないと思います。利用者様はちゃんと読んでくれていると思います。響いているのか/響いていないのかの違いだと思っています。

線を明確にすることも大切です。

当社の場合は、

「代表者様から直接お話を伺える規模OK/担当者様が付くような規模NG」

という明確な線引きがあります。線を明確にすることでより訴求力が高まります。

またターゲティングは企業存続、存在意義にも直結します。

当社の存在意義は小規模な会社様のために、少ない予算の中で「デザイン・集客・SEO対策・構成・広告」をバランスよく考え、コスパの高いホームページを作ってあげることにあると思っています。これが出来る制作会社さんは意外と少ないです。もう少し大きな会社をイメージしてしまっている制作会社さんが多いように思います。

売り上げ至上主義の現代におきまして、なかなか稀有な会社だと思っています。自社の強みを明確にしたホームぺージにして集客アップさせましょう。稼ぐためだけに商売してもつまらないと思います。しっかりこだわり/存在意義を表現して商売を楽しんでいきましょう!

2.会社概要ぺージの書き方について(重要)

個人事業主様、小規模な会社様ほど会社概要ぺージは大切になってきます。

大きい会社様の場合は、極論ですが会社概要ページはさほど力を入れなくて大丈夫です。→ 設立10年、資本金20,000,000円、従業員数15名であれば、その3つを書くことで一定の信用にはなるからです。

下記の4つの商売をされている場合は注意

でも小規模な会社様の場合、
特に下記4つの商売をされている方はご注意ください。

❶お客様の家に行く必要がある商売

❷店舗(または自宅)に来てもらう必要がある商売

❸比較的商品単価が高い(何十万~)場合

❹体に触る商売(整体・サロン・エステなど)

です。

こういったご商売の場合、利用者さんは良い商品かどうかの前に「どんな会社なのか/どんな人なのか」が勝ります。ホームぺージを持っているのは御社だけではありませんので、「会社概要ぺージ」の書き方が悪いと利用者さんは他のホームページを見に行ってしまいます。

それほど会社概要ページの書き方は「超重要事項」です。ご注意ください。

悪い会社概要ぺージとは?4つの商売に該当する場合ここを明確にしよう

■個人事業主なのか法人なのかを明確に

■代表者を明確に

■代表者様およびスタッフの顔写真

■従業員人数

■社内の外観・内観・雰囲気の写真

■創業または設立年月日の明記

■それらの整合性をとる

です。

あまり会社概要ページを気にしなくてよい商売もあります。たとえば当社のようにネット上で完結する商売や、たとえば小物(安い文房具品など)を販売しているといった商売の場合はさほど気にしなくてもOKです。

しかし4つの商売に該当する場合は致命的な集客問題になりかねませんので注意してください。

整合性を取るとは?

たとえば株式会社なのに、お問合せページで電話に出られないことがあります、は明らかに変ですよね。利用者さんの頭の中が???だらけになってしまいます。

個人事業主さんにも関わらず従業員が5名、こちらもあきらかに違和感があります。そんな会社はまずありませんので(絶対じゃないですが社会通念上はほとんどないかと)

アルバイトの人数を書いているの?外注先の人数も入れているの?と余計な不信感を持たれてしまうことになります。

利用者さんはお金を払う側なので敏感です。

初めての人を家に呼ばなければならない、またはその人の自宅兼店舗に行くわけですから当然だと思います。そういった違和感は必ず利用者さんに伝わりますので注意されてください。

会社形態の「素」を書きましょう。これは今の時代鉄則です。中途半端に大きく見せたら(背伸びしたら)損しかない時代です!

2022年現在、P2C時代と言われているのはご存じでしょうか?

Person to Consumerの略で、個人が生産・企画したものを中間業者を通さずに個人へ販売する!という形態のことです。

このP2Cがたいへんクローズアップされており、有利な時代となっております。正直いいまして会社を中途半端に大きく見せたら損しかない時代です。

利用者さんは会社の大きい・小さいなどはまったく気にしていません。そんなことよりも整合性を求めているだけです。

個人事業主である、一人でやっている、株式会社だけど身内2人だけでやっている、ということは「有利」な時代です(隠すとボロがでます。無駄に勘繰られるだけで損しかありません)

こういう会社概要ぺージにしたい!

個人事業主様なのであれば、こういう会社概要またはプロフィールぺージにしたいです。

このたび私〇〇は個人事業主として独立しました。まだ自宅兼事務所ですが!(笑)
10年間培ってきたキャリアを活かして頑張りたいと思います。おかげ様でこれまでお付き合いのあった方々に支えられ順調な立ち上がりですが、どんどん新規受注も目指していきたいと考え、このたびホームぺージを開設しました。

独立してからの実績はまだ少ないですが、お客様に寄り添ったご提案・中間マージンのかからないご提案が得意です!ぜひご相談ください!(一人で忙しく飛び回っているので電話に出られないことが多いです申し訳ありません!メール連絡だと嬉しいです)

ポイントは整合性です。

■個人事業主であることのアピール(個人なのか法人なのかよくわからない書き方はダメ)

■自宅兼事務所であることのアピール(それをしっかり伝えることで、住所などを公開したくない場合の整合性が取れますし、外観や事務所内の写真がないこととの整合性もとれます。会社の外観や事務所内の写真がないことは不自然であるという理解が必要です。だからこそ自宅であるアピールを。)

■顔写真(個人事業主様の場合は必須条件かと。または100歩譲ってイラストで表現)

■代表者を明確に。誰と誰がつながるのかを明確に。

■個人事業主(一人でやっている)ことのアピール、または株式会社でも身内二人だけでやっていることのアピール(電話に出られないこととの整合性が取れます:普通に考えまして電話に出ないことがある会社って怪しすぎます)

※整体院さんなどがよく施術中でられません、と表記していますがそれはOKです。個人やっていることをアピールしているからです。

■個人事業主だからこそ安くできる/中間マージンが不要である(という信憑性や整合性に繋がる)

■開業日の明確化、独立開業したばかりであることのアピール(実績ページがないこととの整合性が取れます:一般的に実績ページがないのは変です)

です。

例えば個人事業主なのに会社っぽく見える書き方をしていますと、電話に出ない=なんで?という話になりますが、上記のように書いていれば「忙しいところすいません」という話になります(超重要ポイントです)。同じお客さんでも180度変わります。

客層が悪いと感じる場合=お客さんをそうさせてしまっているホームページの書き方をしている。法人の場合も同じです。法人で電話に出ないというのは違和感しかありません(だから従業員人数を明確にすることで理解が得られる)

なんだ個人事業主で実績もないならパスだな
↑こういう利用者さんもいると思いますがそもそも御社の客層でないはずです(だからそう思われてOK)。そういった人は設立10年、資本金20,000,000円、従業員15名の会社に依頼することでしょう。

アピールポイントを間違えないように注意されてください。

誠実さは100の言葉より一つの真実で伝わる。

良いホームぺージにしたい場合、背伸びしないということがひとつ大きなポイントになります。

やっと事務員さんを一人雇用することができました!

というブログ報告があるホームぺージを見たとき、「事務員もいなかったの?」と思うでしょうか?

ほとんどの場合は「おぉよかったね!」と応援したくなると思います。それだけで誠実感が伝わってこないでしょうか?

ホームページ上で安心/信頼/信用といった言葉をたくさん並べるよりも、事実を一つ書く方が好印象のホームページになりやすいです。

言葉で理論武装したホームぺージではなく「ストレートに真実を」。そうすることでホームぺージ運営が本当に楽しくなると思います!

隠していることがあるとホームページ運営が楽しくなくなってしまいます。どうか「素」で勝負してみてください。絶対にそのほうが集客できますので。

話(ストーリー)を繋げていきたい感じです。

株式会社だけど身内2〜3人でやっている、または個人事業主なので1人でやっている。まだ店舗を構えられるレベルでないので「自宅兼事務所である(だから外観や社内の写真がない)、オープンしたばかりなので「実績ページがない」、従業員が少ないので「電話に出れないことがある」。

でも一生懸命がんばりますので応援よろしくお願いします!という話です。

この正直さが「安心感」の正体です。このような正直なホームページを見て「頼みたくない」と感じますでしょうか?どこかを偽った時点で「目には見えない不信感」を与えることになり、結果として「問い合せがないホームページ」になりますのでご注意くださいませ。

今回は小規模な事業者様が集客できるポイントについてのアドバイスでした。ご参考いただければと思います。読んでいただきありがとうございました。